KISS初代ギタリスト 死因が判明 自宅で転倒→脳内出血だった

 10月16日に74歳で死去したロックバンドKISSの初代ギタリスト、エース・フレーリーさん(本名ポール・フレーリー)の死因が判明した。ニュージャージー州モリス郡検視局の発表によれば、死因は自宅での転倒による頭部の鈍的外傷で、脳内出血を伴っていたという。

 家族は当初、「深い悲しみと喪失感に包まれている」と声明を発表。9月には転倒による入院が報じられており、その後の容体が懸念されていた。

 エースさんは1973年にKISSの結成メンバーとして活動を開始し、1982年に脱退するまでバンドの象徴的なギタリストとして活躍。脱退後は自身のバンド「フレーリーズ・コメットを結成し、ソロアーティストとしても成功を収めた。近年は新作アルバムの制作に取り組んでいた。

 エースさんの訃報を受けて、ロック界から故人を偲ぶ言葉が多く寄せられた。KISSのジーン・シモンズとポール・スタンレーは、エースさんを「KISSの礎を築いた、かけがえのないロック戦士」と称え、「彼は常にKISSの一部であり続ける」と追悼している。

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