「スパイダーマン」俳優 次期ボンド役はかなわず 本人は前向きもマーベルが許さなかった?

 俳優のトム・ホランド(29)は、同じく俳優のダニエル・クレイグの後任としてジェームズ・ボンド役に起用される可能性が噂されていたが、マーベルとの契約によりその道は閉ざされていると報じられている。契約では、スパイダーマン役を凌ぐような役柄を演じることは禁じられているという。

 英ザ・サン・オン・サンデー紙によると、関係者は「トムは2人のスーパーヒーローを演じることはできません。それは実現しませんよ」と語っている。

 トム自身は以前、ボンド役に前向きな姿勢を見せており、ボンド役を得ることは「キャリアの頂点だ」と述べていた。YouTubeでゴードン・ラムジーと対談した際に、ラムジーから「もしあの役を得たら、君の人生はどうなると思う?まず間違いなくそのチャンスは嬉しいよね?」と尋ねられると、トムは「若い英国人俳優にとって、それはこの業界でのキャリアの頂点だ。僕はすでに世界一幸運な奴だと思っている。今のキャリアは夢にも思わなかったからね」と答えていた。

 なお、第26作目となるボンド映画は、2026年4月に英国パインウッド・スタジオで撮影開始予定。監督は「デューン」シリーズのドゥニ・ヴィルヌーヴ、脚本は「ピーキー・ブラインダーズ」のスティーヴン・ナイト氏が担当し、物語は人工知能(AI)の脅威を中心に展開される。

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