人気俳優 撮影現場の恋愛は「危険」と指摘 元妻とは共演きっかけで結婚
俳優のイーサン・ホーク(54)にとって、映画撮影現場での恋愛は危険だという。1997年の映画「ガタカ」の撮影で最初の妻となる女優のユマ・サーマンと出会ったイーサン、作品内での「親密さ」によって、現実生活で全く繋がりがない俳優たちの感情が深まることがあるとした。
2003年にユマと離婚したイーサンはGQ Hype誌にこう話す。「スピン・ザ・ボトルっていう(飲み会用の)ゲームをしたことはある?僕らの仕事には独特の親密さがある。想像上の親密さだ。最高にハイな感覚で危険でスリリングなね。人生の温度が上がるんだ」「夏のキャンプで恋に落ちる感じだ。現実の日常とは何の関係もない。そこが危険さ」
そしてユマとの関係が注目を浴びていた際のことについて「屈辱的だ。好意的なことを書かれている時でもほとんど屈辱的だ」と振り返っていた。
ちなみに当時「タイタニック」のジャック・ドーソン役を受け落選するも、今思い返すと良かったと安堵しているという。「レオ(レオナルド・ディカプリオ)ほどあの役の成功をうまく扱えなかっただろうね。彼は最高のビートルズだ」
一方、名声に慣れ切ってしまった自分の非常識を現在の妻で女優のライアン・ショーヒューズが正してくれるそうだ。「妻は本当に面白い。『あのウェイター、失礼だったな』って僕が言うと、『失礼じゃないわ。ただあなたって気づかなかっただけ。普通なの。皆が笑顔で迎えたり、特別サービスしたり、列を優先させたりすることにあなたが慣れきっているだけ』って」「そういう注目を浴びる問題点は、普通の扱いが冷たく感じてしまうことだ。試合のチケットを取って、最前列じゃなくて10列目あたりに座らされたら、誰かにひどい目に遭わされた気分になるんだよ」
