ハリウッドの人気俳優 在日米軍基地の高校卒業が役作りの手助けに?

 俳優のマーク・ハミルは、『スター・ウォーズ』続三部作のおかげで映画版『死のロングウォーク』に出演できたようだ。スティーヴン・キングが別のペンネームであるリチャード・バックマン名義で1979年に発表した同名小説の映画化作品で、悪役である少佐役を演じているマークだが、それが『スター・ウォーズ』続三部作でマークが演じていた不機嫌なルーク・スカイウォーカーの描写がきっかけとなっていたことをフランシス・ローレンス監督が明かした。

 「ハンガー・ゲーム」シリーズなどで知られるローレンスは、スクリーン・ラントにこう話す。「あの役については色々思いを巡らせていた。そして世間が思い描くような典型的なタイプから離れようとしていたんだ」「そこでマークを思い付いた。最近の『スター・ウォーズ』での演技が理由だったと思う」「彼には少佐に僕が求めていた人生における疲労感のようなものが漂っていた。そして、威厳のあるところも気に入った」「それに彼はたくさん声優活動もしているから、演じるキャラクターのタイプや声の出し方を、見事に操る力を持っていると知っていたんだ」

 そして、この役を提案した際、マークは日本で米軍基地に近い高校に通っていたこともあって、そのキャラクターをすぐに理解できたようだったローレンスは続けた。

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