「ターミネーター」女優68歳 数千万円を費やした闘病を告白 04年にうつ病と双極性障害を公表
映画「ターミネーター」で知られる女優のリンダ・ハミルトン(68)が、長年にわたるメンタルヘルスにおける闘いと、セラピーに費やした「数十万ドル(数千万円)」について語った。2004年にうつ病と双極性障害を公表したリンダは、20年以上にわたる治療と自己研鑽を経て、ようやく「真のバランスと安定」を見つけたと感じているという。
米ピープル誌のインタビューでリンダは、「辛い日でも、必ずしも行動が悪くなるわけではない」と語り、「今は良くても、1時間後に本当にやってよかったと思える?」と自問する習慣が、衝動的な行動を抑える助けになっていると明かした。
また、精神の安定を保つ秘訣として「自分以外の人に目を向けること」を挙げ、「人を助けたり、笑わせたり、家を整えたり、愛犬たちと過ごす日常が、私をとても幸せにしてくれる」と語る。
メンタルヘルスに悩む人々へ向けては、「自分自身を諦めないで。道が見つかるまで探し続けてほしい。私はそれが可能だという生きた証よ」と力強いメッセージを送っている。
