勝手にセリフを追加した世界的人気俳優 エキストラとして初出演した映画であやうくクビに!?

 世界的人気俳優のブラッド・ピット(61)はエキストラとして初めて出演した映画でクビになりかけたという。1987年公開の「ノーマンズ・ランド」にクレジットこそないものの、ウェイター役で出演したブラッド。映画俳優組合(SAG)の会員になろうと、シャンパンを注ぐシーンで勝手にセリフを追加しスタッフの不評を買ったそうだ。

 ダックス・シェパードのポッドキャスト「アームチェア・エキスパート」に登場したブラッドは「レストランのシーンさ。主な登場人物はチャーリー・シーンとD・B・スウィーニーで他にも自分が気づかないたくさんの俳優が出てくる。僕はウェイターでシャンパンを運び注ぐ役。やり方を教わったよ。注いで、回して、拭くというね」と明かした。

 そしてSAGカードを入手するため、シーンの中で話すことに決めたという。「当時はどうやってSAGカードを手に入れるかだった。あのカードがないと仕事にありつけない、けど仕事がないとカードはもらえない。二律背反だったわけで。皆バカみたいにシーンの撮影をしていた。僕は最後の俳優の所に行き、彼女は下っ端に見えたんだ。おそらくね。僕は彼女にシャンパンを注ぎ、『他に何か要りますか?』って話しかけ、『カット!カット!カット!』ってなった。ファーストADが駆け寄ってきて、『お前もう一度やったら、ここから出て行け』って。あれは残念な一夜だったな」と当時を振り返った。

 そんなブラッドは先日、若い頃の自分に会ったら何を言うかと聞かれ、「『己を信じろ』だ」と答えていた。

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