超人気俳優、“空の巣症候群”を告白「パパであることがどれだけ最高だったか」娘は女優として活動
ジョニー・デップ(62)が「空の巣症候群」に悩んでいるという。元パートナー、ヴァネッサ・パラディとの間に娘リリー・ローズ(26)と息子ジャック(22)がいるジョニー、「パパ」と呼ばれていた時代を懐かしむと同時に、子供たちの成長の早さに驚いているそうだ。
「年月は僕らから離れていくものだ。自分は空の巣症候群さ」とサンデー・タイムズ紙に明かしたジョニー、子供たちが近くにいなくて寂しいかと聞かれ、「南フランスで育った僕の子供たちの青春時代のこと?」「僕はパパだった。パパであることがどれだけ最高だったかは言い表せない。そしてパパは突然いなくなり、僕は父さんとなった。でもパパは最高だったよ」と答えた。
現在ロンドンに住んでいるジョニーだが、本当の故郷と感じたのはフランスだけだという。「アメリカではあまり過ごさない。バハマかここ(ロンドン)だね」「けど故郷と言えるのはヴァネッサと子供を育てた南フランス、あそこは唯一僕が家と感じた場所さ」。
一方、女優として活動している娘のリリー・ローズについて、ジョニーは父親として決して自分の後を継いで欲しいとは思っていなかったそうだ。「子供たちが、『俳優になりたいんだけど、アドバイスはある?』って僕に聞いてくる。『決してなるな』って言うよ。何が待ち受けているか自分は知っているからね」「僕が唯一アドバイスできるとしたら、『誰かによって偽りの自分になってはいけない』ということ。広告塔に仕向けられるのは魅力的かもしれない。それが望む方向ならすればいい。でも他の誰かに自分に関する選択をさせてはいけない」。
長年、俳優やミュージシャンとして活躍し続けているジョニーだが、名声には今も戸惑いがあるという。「今日に至るまで、外出はめったにしない。友達にメキシカンレストランに誘われても、『気持ちは嬉しいけど、君の夜を台無しにしてしまう』と答える。僕がいると注目されてしまうから。40年近く名声の中で生きてきたけど、全然慣れないし、慣れないことが嬉しくもあるよ」と吐露した。
