「SATC」は現代にそぐなわい!出演女優が時代錯誤と指摘「描き方にちょっと引いたわ」
シンシア・ニクソン(59)が、「セックス・アンド・ザ・シティ」の時代錯誤な点を指摘した。1998年から2004年にかけて放送され同ドラマでミランダ・ホプス役を演じたシンシア、内容の大部分は素晴らしいものの、現代にはそぐわない「老朽化」している箇所があるそうだ。
シンシアはグラツィア誌にこう語る。「白人的な番組に出演するのはいつだって本当に困難だった」「私はそれが常に嫌でね。その問題について挙げると、『(原作者の)キャンディス・ブシュネルの世界なんだからそれは白人的だ』って言われてね」「私は『わかったわ』って感じだったけど、トランスやゲイに関する描き方のいくつかはちょっと引いたわ」。
教育活動家のクリスティーン・マリノーニと2012年に同性婚をしたシンシア、同ドラマにはそんな欠点があるものの、依然「フェミニスト番組」と持論を展開している。「いつだってあれはフェミニスト番組。覚えていてほしいのは、あの頃の私たちが30代と40代であったこと」「もちろん劇中のあの頃の私たちを今見ると赤ん坊みたいだけど、あの時代にあの年齢で独身でいることはある種、汚名だったから」。
ちなみに、同ドラマの続編「アンド・ジャスト・ライク・ザット」でミランダは、実生活のシンシアと同じくゲイをカミングアウトしている。
シンシアはこう続けた。「女性として、いろんな人とたくさんのセックスをしていい」「それはあなたをふしだらな女性にするわけでもなければ、何かを得るためにセックスを利用しているわけでもない。ただセックスが楽しいからセックスするのよ!」。
