アカデミー賞受賞監督が死去 92歳 「スーパーマン」脚本も担当

 アカデミー賞受賞監督のロバート・ベントンさんが死去した。92歳だった。「クレイマー、クレイマー」(1979)の脚本・監督で知られ、長年のアシスタントであるマリサ・フォルツァーノがニューヨーク・タイムズ紙に訃報を伝えた。

 1960年代初頭、エスクァイア誌のアートディレクターとして活動した後、解雇を機に脚本家としての道を歩み始めたベントンさんは、脚本家デヴィッド・ニューマンの協力を得て、「俺たちに明日はない」(1967)の脚本を共同執筆し、映画はアカデミー賞ノミネートの成功を収めた。その後、「おかしなおかしな大追跡」(1972)で再びニューマンとタッグを組み、コメディ映画として高く評価された。同じくニューマンと共に脚本を手掛けた「スーパーマン」(1978)は世界的ヒットを記録した。

 1979年には、「クレイマー、クレイマー」を監督し、アカデミー賞作品賞・監督賞・脚色賞を受賞。その後も「プレイス・イン・ザ・ハート」(1984)でアカデミー賞脚本賞を受賞し、評価を確立していた。最後の監督作は「ラブ・アペタイザー」(2007)だった。

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