逮捕歴もある名優、飲酒による「破壊的」な行動をデミ・ムーアに謝罪「プロフェッショナルでないことを恥じた」

 ゲイリー・オールドマンが、「スカーレット・レター」の撮影現場での「破壊的な」行動を、デミ・ムーアに謝罪したという。1995年のロマンス映画でデミと共演したゲイリーが、撮影中の「断続的な」飲酒が共演者に「失望」をもたらしたことを振り返った。

 ゲイリーはラジオ・タイムズ誌に「人を失望させることは、一番悪いことだと思う」「『スカーレット・レター』でデミ・ムーアと共演したんだけど、撮影中に断続的に酒を飲んでいたんだ」「(飲酒が)終わりに近づいた頃で、『このまま続ければ…』と思ったよ」「とても暗い気持ちだった。昼休みに飲み過ぎてしまってね。本当に破壊的な行為だった。かなり重要なシーンを撮影するためにセットに戻り、なんとか乗り越えたよ」と語った。

 演技からは明らかではなかったものの、ゲイリーは撮影中「かなり酔っていた」という。「見ても分からないだろうけど、かなり酔っていたよ。そして翌日、彼女に『本当にすまなかった。きっと俺のことを嫌っているだろう』と言ったんだ」「自分がこんなにもプロフェッショナルでないことを恥じた。すると『嫌いじゃないわ。大丈夫。ただがっかりしただけ』と言われたんだ」。

 1991年に飲酒運転で逮捕されたゲイリーは、その3年後に自らリハビリ施設に入所、現在27年間禁酒を続けている。

 そんなゲイリーは最近、「サブスタンス」での演技でゴールデングローブ賞と全米映画俳優組合賞を制したデミの成功を称賛していた。

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