ネトフリ超人気ドラマ出演俳優が死去 3か月前に胃がんと診断

 Netflixのドラマ「イカゲーム」シーズン2への出演で知られた女優のイ・ジュシルさんが死去した。81歳だった。1993年にはステージ3の乳がんと宣告されたものの10年の闘病生活の後に克服、しかし3か月前に体調を崩したことから受けた検査で胃がんと診断され、1月27日(月)に息を引き取ったことを所属事務所が明らかにした。

 50年以上に渡り、舞台や映画、テレビなどで活躍したイ・ジュシルさんは、1965年に舞台女優としてデビュー。1970年代から1980年代にかけて韓国の演劇界でその名は知れ渡り「セールスマンの死」や「マクベス」といった名作にも出演、その演技は高い評価を得た。

 最近では、昨年12月26日に公開された「イカゲーム」のシーズン2で、ファン・ジュノ刑事の母親役を演じていた。

 イ・ジュシルさんは乳がんの治療中に大学の学位を取得、さらに2010年には公衆衛生学の博士号を取得していた。

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