ヘンリー王子の米入国書類にウソ?に関する機密書類が開示か 保守系シンクタンクが求める

 ヘンリー王子(39)の米入国に関する機密書類が開示される可能性がでてきた。王子のビザ申請書類の開示を米国の保守系シンクタンクヘリテージ財団が求めている件で、連邦地方裁判所のカール・ニコルズ判事は書類の公開可否の判断を下すには「詳細が不十分」であると判断。米国土安全保障省(DHS)に対し書類を渡すよう命じたとメール・オンラインが伝えている。

 DHSは王子のビザ申請書が公開されることで生じる「特別な損害」を説明する宣誓書を提出せざるを得なくなるかもしれないという。

 資料の公開を求めている同シンクタンクは、王子が回顧録『スペア』でコカインとマリファナをやっていたことを告白し、ネットフリックス番組ではドラッグの使用について話しているにもかかわらず、移民申請書類でドラッグを使用していなかったと嘘をついた可能性があると主張しており、先月ニコルズ判事はDHSと同シンクタンク両者に事情徴収を行っていた。

 もし王子が非合法ドラッグの使用について真実を認めなければ、妻のメーガン妃(42)と子どもたちのアーチー君(4)とリリベットちゃん(2)と暮らすアメリカから強制的な国外退去処置がとられ、国境警備隊によって入国を禁止される可能性がある。

 判事は「当事者の提出書面を検討し、申し立てに関する口頭弁論を聞いた結果、係争中の記録が主張された免責事項の範囲に含まれるかどうかを判断するためには、法廷内審査が必要であると結論づける」と述べており、DHSに対し、3月21日までに「非公開」にしている記録と、「公開することによって生じる特別な損害」を詳細に説明した宣誓書を提出するよう求めている。

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