有名ラッパー 設立した学校に窓を取り付けず訴えられる 教室が水浸し、カビ発生

 ラッパーのカニエ・ウェストの学校に窓がなかったのは、本人が「ガラスが嫌い」だったからだとして、新たな訴訟が起こされた。カニエが設立したドンダ・アカデミーの元教頭、アイザイア・メドウズ氏は、同校に関する様々な安全上の懸念を提起したことで自分は解雇されたと主張、イージー・クリスチャン・アカデミー、ドンダ・アカデミー、同校の理事3人を告訴している。

 レイダー・オンラインが入手した裁判文書には、「メインの教室の真ん中には天窓がガラスなしで残されており、必然的に雨が室内に入り込み、水浸しになった床が数日間カビ臭くなっていた」「ウェストがガラスが嫌いだと言う理由で、天窓は意図的にガラスなしにされた」と、安全上の問題とされる点が詳細に記されている。メドウズ氏はまた、浄化槽があふれていた事で、学校がしばしば「ひどい臭い」を放っていた事や、電気ケーブルが地面の上にむき出しに敷かれており、学食の近くで電気火災を引き起こしたことについても言及している。

 メドウズ氏は2020年11月に採用され、カニエの要求通り、敷地内に近い場所に家族を移住させることに同意、カニエは従業員手当の一部として家賃を支払っていたが、会議で学校の運営に関する懸念を提起した後メドウズ氏は停職処分を受けた。2週間後に復職したものの、給与は低く、カニエからの家賃も支払われなくなり経済的に困窮、契約違反だと主張している。

 元教頭メドウズ氏は、2022年8月に何の説明もなく突然解雇されるまで、安全衛生上の違反や給与の食い違いについて何度も苦情を申し立てていた。

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