80歳のハリソン・フォード「私は仕事をしている俳優なだけ」“映画の象徴”扱いに疑問

 俳優のハリソン・フォード(80)が、シリーズ第5弾の公開を記念して、インディ・ジョーンズのブロンズ像除幕式に出席した。『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』の公開に先立ち26日、ヨーロッパで最も賑わう歩道の1つと言われるロンドンのレスター・スクエアに、むちを振るうフェドーラ帽姿のインディ像が登場したかたちだ。

 広場にすでに設置されているハリー・ポッターやメリー・ポピンズ、チャーリー・チャップリン、バッグスバニーといった観光客の撮影スポットとなっている銅像の数々に今回インディ像が仲間入りしたことに関し、ハート・オブ・ロンドン・ビジネス・アライアンスのマーク・ウィリアムズ氏は、こう話している。「インディ・ジョーンズを『シーンズ・オブ・ザ・スクエア』に迎えたことを非常に嬉しく思います。1981年から映画史の大きな部分を担ってきた同キャラクターを称え、ハリソン・フォードの映画アイコンとしてのステイタスを確固たるものにするものです」「このダイナミックな銅像トレイルは、エンターテイメントの真の祝福であり、伝説的なインディ・ジョーンズ以上に相応しい者はいません」

 しかしハリソン本人は、自身を映画アイコンとは思っていないようで、「私は自分では点と点を繋げていないよ。レジェンドが何をやって生活しているのか知らないってことだ。私は自分のことを仕事をしている俳優と考えている。それでいいよ」とエンターテイメント・ウィークリーに語っていた。

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