話題作の爆破シーン撮影予定現場で第二次世界大戦の不発弾発見 撮影キャンセルに

 女優のキャメロン・ディアスの復帰映画のロケ地で、第二次世界大戦の不発弾が発見された。10年振りの映画出演となるネットフリックス作『バック・イン・アクション』を撮影中のキャメロンだが、先月スタント・シーンが予定されていたロンドンのロイヤルドックス地区のテムズ川で、撮影スタッフが不発弾を発見。予定されていた爆破シーンの撮影は中止となり、警察が呼ばれたという。

 ある関係者はザ・サン紙にこう話している。「先週スタントシーンのロケがロイヤルドックスで予定されていました。爆破が行われる場所では、川に向けて24メートルの防壁が張り巡らされていました」「しかし、そのセットを建築中に、水中に不発弾と思われるものが発見されたのです」「安全が最優先ですから、警察や地元当局と話をした後、撮影自体がキャンセルとなりました」

 同シーンは、その後、同じく中止となったアクションシーンと共に、サリー州のスタジオでグリーンスクリーンを前に撮影されたという。「中止は、すでに幾つかの問題を経験していた映画にとってかなりの打撃でした。巨額の費用がかかりましたし、関係者全員にとって頭の痛いものでした」と同関係者は続けている。

 キャメロンは、ミュージシャンの夫ベンジー・マッデン(44)との間の娘レディックスちゃん(3)の子育てなど家族との時間を優先するために2018年に女優活動を休止、最後の映画作品となった2014年作『ANNIE/アニー』で共演したジェイミー・フォックスと再タッグを組んだ同新作は、復帰作として話題を集めている。

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