除雪車事故で瀕死の俳優が奇跡的回復

 俳優でミュージシャンのジェレミー・レナーが快方に向かっているようだ。現在、除雪車に上半身が押しつぶされた事故で入院中のジェレミー、姉のキム・レナーがここ数日の進展に勇気づけられていると明かしたかたちだ。

 ピープル誌にキムは「彼の快方にとても感激しています。ジェレミーを知っている人なら、彼がファイターで、ぐずぐずしてられないんだと分かるでしょう。順調に回復の目処を達成しています」「この先も、この上なく前向きに感じられています」と語り、家族共々これから長い道のりがあることを理解しているものの、ジェレミーの回復に楽観的な気持ちを抱いているという。

 同様に、『S.W.A.T.』で共演したコリン・ファレルも先日、手術のためにジェレミーが病院に空輸された後、連絡を取り合っており、治療を続けるジェレミーについて「彼は良くやっていると思う」と明かしていた。

 一方、今月7日に52歳の誕生日を迎えたジェレミーは、病院のベッドにいる自身の写真や、世話になっている医療関係者の写真をインスタグラムストーリーに投稿、「この旅を始めてくれたレナウド・メディカルICUチームに感謝します」と綴った。

 ジェレミーは、スキーリゾートのマウント・ローズ・スキー・タホに家を持っており、大雪で3万5000戸が停電した先月31日に除雪車にはねられ、胸部が陥没する大怪我を負った。近くに住む医師が出血の多い脚に止血バンドを巻き、病院に運ばれた際は集中治療室で危篤状態にあり、胸部鈍的外傷と整形外科的損傷の手術を受けていた。

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