人気バンドの創設メンバーが自宅で死去 自然死か

 音楽グループ・ウィスパーズのゴーディ・ハーモンが死去した。79歳だった。ゴーディが5日、ロサンゼルスの自宅で眠っている間に安らかに息を引き取ったことを遺族がアイウイットネス・ニュースに明かしている。

 現時点で死因は発表されていないものの、自然死だと見られている。

 ウィスパーズの公式インスタグラムに投稿された声明には、「同バンドの創設メンバーで元メンバーの1人を失ったことを大変悲しく思います。私たちの想いと祈りは遺族の方々と共にあり、彼の思い出とバンドへの貢献は決して忘れません。愛しています」と綴られている。

 ゴーディは、1963年にロサンゼルスで、マーカス・ハトソン、ニコラス・コールドウェル、兄弟であるウォレス・スコット、ウォルター・スコットと一緒にウィスパーズを結成、1973年にバンドを脱退後、80年代に何曲かのヒットを残したが、喉頭のケガで音楽活動から離れることとなった。

 ゴーディは1969年の『プラネッツ・オブ・ライフ』、1973年の『ライフ・アンド・ブレス』、『ウィスパーズ・ラヴ・ストーリー』と同グループの3枚のアルバムに参加、1979年のディスコ曲『アンド・ザ・ビート・ゴーズ・オン』と1987年の『ロック・ステディ』でナンバー1ヒットを記録した。

 2014年にR&Bミュージックの殿堂入りを果たしたウィスパーズは、2016年にニコラスが心不全で、2000年にマーカスが前立腺ガンで他界しており、現在は存命メンバーのウォルターとウォレスが活動を続けている。

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