ジョニデ 元妻アンバーの通話記録アクセス許可 DV写真の“偽造”を証明?

 俳優ジョニー・デップが、元妻で女優のアンバー・ハードの通話記録を入手することを許可された。自身から暴力行為を受けたと見せかける写真を偽造したとしてアンバーを名誉棄損で訴えているジョニーの弁護団は、偽造を証明するためにアンバーの携帯電話の通話記録へのアクセスを求めていたが、今回裁判所がそれを許可したかたちだ。

 ジョニーの弁護士ベンジャミン・チュウ氏は、アンバーの弁護士は「偽の写真を宣誓供述書に度々使用」している一方で、ロサンゼルス警察は「彼らが見たものを描写していない」これらの写真を「否認」しているほか、警察が駆け付けた当時「アンバーは無傷で、ペントハウスにも混乱はなかった」と指摘する。

 またアンバーが、一時的接近禁止令と、離婚の慰謝料700万ドル(約8億円)を獲得するために使用した写真は、写真編集アプリを使った形跡があることが後の調査で明らかになっているという。

 ジョニー側の専門家ブライアン・ニューマイスター氏は、当初それらの写真のメタデータを渡されていなかったことからその信ぴょう性について判断できずにいたそうだ。

 さらにジョニーを「DV夫」と表現したザ・サン紙に対する名誉棄損訴訟で敗訴した件に関しては、同紙側の専門家が、アンバーの顔に傷が見える2015年の写真は、「撮影の3年後に手が加えられたもの」であると結論を出しており、アンバーはロンドンで嘘の証言をしたとも指摘している。

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