激やせした女優、ぽっちゃり時代のヒット作…実は違う役だった!?

 女優のレベル・ウィルソンは、2011年作のラブコメディ映画『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』では、本当はメーガン・マッカーシー役を目指していたそうだ。陽気な性格のメーガン役のオーディションを受けたレベルは、「2番目の候補者」だったものの、プロデューサーの目に留まり、マット・ルーカス扮するギル役のルームメイトとして追加される事になったという。

 シリウスXMラジオの番組『ザ・ジェス・ケーグル・ショー』に出演したレベルは、「私の役はもともと映画には登場しないはずだった。メーガン・マッカーシー役のためのオーディションを受けて、私はその2番目候補になってたみたい。だけど、私のオーディションが気に入られたみたいで、結論的に私の役を映画に追加してくれたの。元々はルームメイトが2人じゃなくて1人だったんだけど、ある意味、シーンに自分自身を追加した感じね」と語った。

 同作品では、クリステン・ウィグ扮する主人公のアニーが、親友リリアン(マーヤ・ルドルフ)の花嫁介添え人のまとめ役を頼まれるものの、2人の友情は台無しに、また警官の恋人ネイサン(クリス・オダウド)ともうまく行かなくなり、ハプニング続きの中、奮闘する姿が描かれていた。

 クリステンは製作および脚本の共同執筆も担当、レベルに自分の役を好きなように描く自由を与えてくれたそうで「クリステンは、当時アメリカで最も有名なコメディスターだった。でも彼女は文字通り、『あなたがやりたいこと、何でも好きなようにやって。構わないわ。面白いと思うこと、やってみたいこと、なんでもやってみて』と言ったのよ」と明かす。

 またオーストラリア出身のレベルにとっては、アメリカの大物スター達に混ざって仕事が出来たことが嬉しかったそうで「すごく楽しかったわ。クリステンはパーティーバスを貸し切ったの。そこにいることがとても幸運に感じた。キャストの中で私は一番若かったし。あれが私のアメリカでの初めての仕事だった」と振り返った。当時100キロ超だった体重は、昨年「健康の年」にすると宣言し、1年かけて約30キロ減に成功した。

 一方、監督を務めたポール・フェイグは最近、同映画の続編については非常に巧妙なストーリーが必要であると話していた。「続編を作るには、基本的には面白い結婚式をしなければならないだろうと思います」「私はそのような映画を何本も見てきました。いくつかは良くて、いくつかはまあまあと言ったところでしょうか」「明らかにクリステン次第ですね。彼女がその鍵を握っています。でも感情的に魅力的でなければならない。『バハマでのミーガンのクレイジーな結婚式です!』って感じのドタバタ劇というわけにはいきませんから」「それも面白いかもしれませんが、素晴らしい映画にするためにはもっと何かが必要だと思います」(BANG Media International/デイリースポーツ)

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