“世界一の美女”女優が語る、世界進出の難しさ

 プリヤンカー・チョープラー(39)は、アメリカへの移住を新しいキャリアのスタートと捉え挑んだという。アメリカで有名になる以前には、ボリウッド(インド映画産業の中心地を表す造語)の女優として大成功を収めていたプリヤンカーだが、アメリカでのキャリアは全く別物と考えているそうで、その苦労を語っている。

 プリヤンカ-は英エル誌に「当時インドでは、オーディションの過程について語るのはタブーとされていたの。大物俳優であれば尚更だったわ。今では随分変わったけれど、10年前はオーディションなんてなかったのよ。でも、ハリウッドではそういう慣習だったから勉強しなければならなかった。自分の栄光にあぐらをかいてはいられないということを学んだの」と振り返る。その上で「オーディションの部屋に入り自己紹介をしなければならない。特別扱いなんてされないわ。私が世界のいたるところで知られているからといって、全ての人が私を知っているわけではないの。いつだって、新しいキャリアをスタートする時は大変よね。私はアメリカへの移住を全く新しいキャリアと捉えたの。考えてもみてよ。私がアメリカで役者をしてきたのはたった5年間。やっと本当にやりたい仕事を始めたばかりよ。どんなキャリアだって(成功するまでには)時間がかかるものよ」と語った。

 また 一方でプリヤンカーは、インド出身俳優達の為に(成功の)チャンスを作る手助けをしたいという。「才能のあるインド人達が活躍できる場がとてもたくさんあると思うわ」。そして「でもそのためには、私達のコミュニティが総動員で互いをサポートする必要がある。互いの足を引っ張るのではなくてね。私とミンディ(カリング)のコラボはそうやって実現したの。『南アジアの人々の為のプロデューサーになって、ハリウッドでチャンスを創ってあげたいの。そういうのは私にはなかったから』ってね。それを得る為には、私は戦わなければならなかった。『大げさなインド訛はやりたくない。もし私の役がイギリスやアメリカで生まれ育ったのであれば、何故インド訛で話さねばならないの?何故ビンディー(額に装飾する赤い点)をつけなければならないの?』って言う必要があった。それは馬鹿げたステレオタイプよ。私は随分とそれには反発したわ。 今となっては、ハリウッドにおいて私の文化は、私を定義するものではなく、私の財産であると言える所まで近づきつつあるわ」と話した。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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