お笑いコンビ・ダイノジが８日深夜にテレビ朝日系で放送された「しくじり先生　俺みたいになるな！！」に出演。大谷ノブ彦が、“カリスマ気取り”で番組スタッフから嫌われた理由を明かし、スタジオをドン引きさせた。

　番組では２週に渡ってダイノジを特集。“カリスマ気取り”で芸人、スタッフから総スカンを食らっていたという大谷の体験談が披露された。

　ダイノジはＮＨＫ爆笑オンエアバトルで００年、０２年に１位に輝いたことから、さらに大谷のカリスマ気取りが加速し、番組スタッフからも総スカンを食らうように。

　嫌われた要因について「作家からのネタのダメだし中に口笛を吹く」「番組打ち上げのビンゴ大会で当たった番組マスコット人形を『こんなのいらねえ！』とぶん投げる」「前説の仕事を放棄して帰る」など、数々の愚行を明かし、テレビ朝日の「偉い人を怒らせて、二度と番組に呼ばれなくなる」という結果になった。

　大谷は「恩を仇で返すようなことをして、本当にすみませんでした」とカメラ越しに謝罪。

　さらに、相方の大地がエアギター世界大会で優勝したことで“じゃないほう芸人”となってしまったことに、大地だけの仕事にわざわざついて行ったり、大地１人の番組に「すべれ！」と祈るなど嫉妬丸出しとなる生活に。

　イライラが募った挙げ句、ライブで大地を投げ飛ばし、骨折させてしまった。これでエアギターができなくなり大地の仕事が全部白紙に。大谷に対する悪い噂が駆け巡り、仕事が激減してしまったという。

　今は全てを反省し、２人で番組に出演となったことに、大地は「こうやって大谷さんが人前で…」というと嗚咽。「しくじってるつもりはなかった。みんなが早く進むところをボクらは遠回りしただけ。コンビ組んで良かった」と涙ながらに相方愛を語りスタジオを感激させていた。