マーベル新作「ワンダヴィジョン」 94歳大物俳優から助言「多くの恩恵を得られる」

 マーベルの新ドラマ『ワンダヴィジョン』が、コメディ界の大御所ディック・ヴァン・ダイク(94)に助言を求めたという。『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界を舞台に、郊外の街ウエストビューで暮らすスカーレット・ウィッチ(エリザベス・オルセン)とヴィジョン(ポール・ベタニー)の姿を描く同番組に向け、シットコムとして成功させるための重要なアドバイスをディックから得たのだという。

 監督のマット・シャンクマンはこう話す。「(『ディック・ヴァン・ダイクショー』)は、大掛かりなおバカな体を張ったギャグが多くありながらも、失敗とは感じられることがなく、それをどうしたら実現できたのかと不思議に思っていたのです」「ディックの答えはとてもシンプルなものでした。現実生活であり得ないことなら、番組内でもあり得ないということです」

 一方、マーベル・シネマティック・ユニバースのキャラクターを主人公にした番組ではあるものの、シリーズを一度も見たことがない人でも楽しめる内容になっていると同社のケヴィン・フェイグ社長は話す。「シリーズを見たことない人が、『ディック・ヴァン・ダイクショー』が好きだという理由でこのおかしな世界に足を踏み入れても、上手くいくはずです」「同時に、これまで弊社が作ってきた23作を見てきて、さらに今後のフェーズ4まで追っている人でも、全てが明らかになっていく中で多くの恩恵を得られることでしょう」

 パイロット版エピソードは、スタジオの観客を前に収録されており、ポールはエンターテイメント・ウィークリー誌に対して、「終盤になっていくとみんなすごくテンションが上がっていて、そのまま番組を続けたいくらいだった。ツアーかなんかにしたほうが良いかもね。『ワンダヴィジョン・オン・アイス』みたいなさ」と楽しんだ様子を語っていた。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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