人気女性歌手と故レジェンドがコラボ!?デュエット曲のデモテープが行方不明に

 歌手のカイリー・ミノーグは、プリンスと一緒にレコーディングをしていたかもしれなかったそうだ。カイリーは、90年代初頭、2016年に死去したプリンスとコラボする話が持ち上がっていたことを明かした。

 当時アールズ・コートで行われたプリンスのロンドン公演後に、本人に会いに行ったカイリーは、アルバムを制作中であることを伝えたところコラボレーションを提案されたという。

 カイリーは、アップル・ミュージックの人気DJゼイン・ロウの番組に出演した際、こう当時を振り返っている。

 「私って、自分で思っているより肝が据わっているのよね。私達は一緒にいたんだけど、ある意味私は、そうせざるおえない状況に立たされたの」

 「『君の歌詞はどこにあるの?』って聞かれたけど、私は『持ってないけど…』って感じだった。でも彼は『君のマイクはどこに設置したらいい?』とか聞いてきたから、私は歌詞を書いたの」

 「その当時は、歌は書いていなかったわ。そうしたいとは思ってはいたけれど、実際にはしていなかったの。でも彼に歌詞を渡したのよ」

 その後プリンスは、カイリーの作詞をもとに、自ら歌ったデュエット曲のデモテープを送ってきたそうだ。

 しかしカイリーのレコード会社は、その曲でプリンスが全ての楽器演奏をこなすという案に乗り気でなかったそうで、今、そのテープがどこにあるかわからないという。

 そんなカイリーは7日、ニューアルバム『ディスコ』のリリースを記念してスペシャル・ライブストリーム・ライブを行っている。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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