人気ポップシンガー ハイチ地震救援活動中に脅迫を受けていた「首を切り落とすと…」
ロビー・ウィリアムスとアイーダ・フィールド夫妻は、ハイチで首を切り落とすと脅されたことがあるそうだ。10年前に発生した同国の大地震後、ユニセフと共に救援活動にあたっていた夫妻だが、その最中に命を脅かされる経験をしていたことを今になって明かした。
ポッドキャスト番組「ポストカーズ・フロム・ジ・エッジ」の中で、ロビーは当時の様子をこう振り返る。
「ハイチで首を切り落とすと脅された。支援活動のために行っていたんだ。それで『次の通りに行こうか』という感じの時だった。今考えても恐ろしかったね」
そしてアイーダも「私も一緒にいて、同じく首を切り落とすと脅された」と続けた。
NGO団体ワールド・ビジョン・インターナショナルの発表によれば、2010年に同国を襲ったマグニチュード 7.0の地震では、およそ25万人の死者を出し、150万人近くが家を失った。
ロビーは港町のジャクメルを2日間に渡って訪れており、その莫大な被害状況を目の当たりにしたそうで、「初日にジャクメルを歩いた時目にした地震による莫大な被害は言葉で表すのも難しい。予想をはるかに上回るものだった。信じがたい状況だった。映画のセットにでもいるかのようなね。車は大破し、崩壊したビルに潰され、少しだけ先が見えているだけのものがあったりね」とその驚きを語った。(BANG Media International/デイリースポーツ)