米アニメで声優務め「心からお詫び」、「有色人種の役は有色の人々が常にやるべき」

 アリソン・ブリー(37)が、アニメ『ボージャック・ホースマン』でベトナム系アメリカ人役を務めたことを謝罪した。ネットフリックスによる同シリーズのキャラクター、ダイアン・ニューエンの声優であったアリソンだが、同人種の人が務めるべきだったとして、役を引き受けたのを後悔しているとしている。

 アリソンはインスタグラムにこう綴る。「もう遅いけど、ダイアン・ニューエンの声をやらなければ良かったと思う。有色人種の役は有色の人々が常にやるべきだと今は分かる。ベトナム系アメリカ人のコミュニティを正確かつ尊厳をもって表現する最高の機会を失った。このことに関して、心からお詫びします。ここ最近、(人種が違うとして)声優の仕事を断った人々に拍手を送ります。彼らから私はたくさんのことを学んだから」

 つい先日にはクリステン・ベルが、『セントラル・パーク』で演じていた有色人種のモリ-役から、ジェニー・スレイトが『ビッグ・マウス』での有色人種のミッシー役からの降板を発表、クリステンはインスタグラムにこうコメントを残していた。「私達が共犯だということを認める時。これは私から」「『セントラル・パーク』でモリーのキャラクターを演じることは、私がその蔓延した特権を持っていると認識していなかったことを示している。白人女優を混血のキャラクターに配役することは、アメリカにおける混血の人々、そしてアフリカ系アメリカ人の人々の経験をないがしろにすることになる。それは正しいことではないし、私達、『セントラル・パーク』のチームは、それを正すと約束する」「私は喜んで、私よりももっと正確に描写が出来る人に、この役を引き継ぎたい。そして、平等と包括を目指し、学び成長し、私がやるべきことをやって行くと決意している」(BANG Media International/デイリースポーツ) 

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