トム・ハンクス、コロナ研究へ向けて再び血漿を提供
トム・ハンクス(63)が、新型コロナウイルス研究のために再び血漿(けっしょう)を提供した。今年3月に妻リタ・ウィルソンと共に同ウイルスに感染したトムは、回復後ワクチン開発へ向けた研究に協力してきた。そして27日、再び血漿を提供したことをインスタグラムで明かしたかたちだ。
トムは、血液バッグに入った血漿や採血中の自身の腕の写真を投稿し、こうキャプションをつけている。「3度目の血漿。1, 2, 3 血漿!」
またトムは、先月も同じような投稿をしており、こう綴っていた。
「これが先週の血漿のバッグだ。なんてバッグだろうね!書類を記入した後は、昼寝のように簡単だったよ」
そんなトムは以前、ワクチン開発に協力することでお返しがしたいと話していた。
「これから僕たちがどうするかってことを色々考えている。僕たちに何が出来るかってね。そして実際に、僕たちの体内に抗体があるってことを知ったとこなんだ」
「僕たちは登録を求められただけじゃない。僕たちは血液や血漿を提供できるか聞いてみたよ。そして、僕が『ハンクチン』と呼べるようなワクチン開発に取り組む場所にそれを提供することになった」
さらにトムは、妻リタの症状が自身のそれより重度だったことも明かしていた。
「リタは僕よりも大変だった。熱もずいぶんと高かったし、ほかの症状もあった。味覚と臭覚を失ったんだ。3週間ほど食べ物が全く美味しくなかったよ。また酷い吐き気もあり、ベッドから床を這って移動していた。結構長い間そうだったね」(BANG Media International/デイリースポーツ)