人気ラッパー、凶弾に倒れた新進気鋭ラッパーのアルバム制作へ 射殺の真相は不明
人気ラッパーの50セントが、2月に凶弾に倒れた新進気鋭のラッパーのポップ・スモークのアルバムを制作すると誓っている。50セントはラッパー仲間のドレイクやロディ・リッチらにも声をかけているという。
50セントはプライベートジェットのタラップに座る姿と、機内の自身の姿を捉えた写真2枚をアップ、「ポップ・スモークを聴きながらの移動だ。奴のアルバムのエグゼクティブプロデュースをすることに決めた」と綴っている。
そして、ロディと自身のツーショットと共に、「ロディに言ってくれ。俺が探していると。ポップのアルバムのためにお前が必要だと」と50セントは呼び掛け、ロディは握手の絵文字と共に、「言わずもがなだ」と返していた。
その後50セントは同投稿にドレイクをタグ付け、「見ろ。ロディが一員になった。ヤバくなるだろう。ドレイク、お前は何処にいるんだ。俺らの前で気取るのはなしだ」と焚きつけている。
ポップはLP『ミート・ザ・ウー2』をリリースした直後となる2月19日午前4時半頃、カリフォルニアのハリウッド・ヒルズの自宅に侵入した2人の男により射殺された。
警察の報告によると、マスクをした2人の男はポップ・スモークことバシャー・バラカ・ジャクソンに向けて数発発砲、逃走したそうだ。その後ポップはウェスト・ハリウッドにあるシダーズ・サイナイ医療センターの緊急病棟に搬送されたが到着時に死亡が確認されている。
しかし現在のところ、目撃情報に虚偽があるとされており、ポップ死亡の真相究明は八方ふさがりの状況だという。
また死後数日後には、プライベートの追悼式がポップの活動場所であったニューヨークはブルックリンで行われたほか、先週パリのナイトクラブではホログラムを使いポップを偲ぶイベントも催されていた。(BANG Media International/デイリースポーツ)