人気俳優、美人妻と25歳で殺害されたミュージシャンとの仲に不安だったことを告白

 ウィル・スミスは、妻ジェイダ・ピンケット・スミスがラップ界のレジェンド、故2パックと仲が良かったことが不安でしょうがなかったそうだ。ジェイダと2パックはボルチモア芸術学校で出会い、1996年に2パックが凶弾に倒れ25歳の若さで他界するまで親しい関係を保っていたが、ウィルの心境は穏やかではなかったという。

 1997年にジェイダと結婚したウィルは、妻と2パックの間には恋愛感情がないとは知っていたものの、2人の間の友情に嫉妬する部分があったそうだ。

 『ザ・ブレックファスト・クラブ』に出演した際ウィルは、こう話している。

 「2パックに心を開くことが出来なかったんだ。ちょっとしたことがあったからね。2人は一緒に育って、性的な関係はなかったけどお互いを愛していたんだ。そして、その可能性がある年齢になっていたけど、その時ジェイダは僕と付き合っていた。だから2パックはちょっとそこが気にいらなかったんだろうね。でも彼女は完璧なイメージかのように彼を愛してた。でも彼女が付き合っていたのは『(ウィルのラッパー時代の名前である)フレッシュ・プリンス』だったわけさ」

 また2パックと仲良くなるチャンスは幾らでもあったものの、自身のエゴが邪魔したそうで「一緒の部屋にいたことが何回かあったけど、僕は彼に話しかけることすら出来なかった。僕が話さないと彼だって話さないだろ」と続ける。

 さらに、2人は気の合う友人になっていたかもしれないと指摘されると「そうだね。ジェイダはいつもそう言っていたよ。『あなた達2人はとてもよく似ているから、きっと彼のことを気に入るはずよ』ってね。でもね、僕にはそれが出来なかった。ひどく後悔しているよ。僕はフィラデルフィア出身のソフトなラッパーで、彼は2パックだった。わかるかい?僕は全く自信がなかったんだ。その関係を受け入れられるほどの男ではなかったんだよ」と胸中を明かした。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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