リアーナが待望の新作アルバムについて思わせぶりな発言をした。「Ｒ９」と呼ぶ９作目となるスタジオアルバムのリリースをファンが待ちわびる中、ハウス・オブ・ペインのヒット曲「ジャンプ・アラウンド」に合わせて子犬が踊るビデオに「進捗情報：Ｒ９を聞きながらもリリースを拒否する私」とコメントを付けて２２日にインスタグラムへ投稿した。

　今月、リアーナはファンから２０１６年発表の「アンチ」以来となる新作のリリース日を尋ねられ「２０１９」と答えていたが、今年も残すところわずかとなった今、それが実現する可能性は低いと思われている。

　最近では女優業やファッション事業での活動が目覚ましいリアーナだが、音楽は自身の基盤であるとして、歌手を辞めることはないと語っていた。音楽活動から引退するつもりなのかと尋ねられた際「それはないな。音楽っていうのは、誰もが理解できる世界共通用語みたいなものだから。人と人をつなげる変わった言語なの。デザイナーとしての私も、メイクアップやランジェリーを作る私も、全て音楽から始まった。世界に向けた初めての手紙だった。それを止めることは、私のコミュニケーションを絶つことになる。全てのことは、その基盤の上で繁栄を遂げているだけ」と答えていた。

　その一方で、他の事業により音楽活動に思うように専念できないという現実についても明かし「スタジオにまた入ろうとはしてる。でもすごい時間そこに籠っていることはできない。昔はそういう贅沢が出来ていたけど。内部の状況を分かってくれなくて不満一杯のファンがいることも分かってる」ともらしていた。（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ／デイリースポーツ）