ホアキン・フェニックス、精神分析不可能なジョーカーにしたかった

 ホアキン・フェニックスは、自身が演じるジョーカーは、精神分析不可能なキャラクターにしたかったという。DCコミックス原作の新作『ジョーカー』で、バットマンの宿敵であるタイトルロールを演じるホアキンは、この役を精神科医が診断を下すことが出来ないようなキャラクターにしたかったと話している。

 「分析できないようなものを作る自由が欲しかった。これはフィクション上のキャラクターだ。精神科医が診断を下せるような役にはしたくなかった」とホアキンはヴァラエティ誌に語る。

 また、過去にはヒース・レジャーやジャレッド・レトが演じた同役に魅かれた理由は、「定義し難い」からだそうで「このキャラクターの過去の反復を参考にはしなかった。ある意味僕たちの創造物だと感じたんだ」「定義がとても難しいという点で僕はこのキャラクターに非常に魅かれた。彼を定義はしたくない。毎日、彼のキャラクターの新たな側面を発見していると感じたよ。最後の最後の日までね」と続ける。

 一方で、この役のために52ポンド(約24キログラム)の減量に成功したホアキンは先日、その急激な減量のおかげでより役に入りこめたという。「精神面に影響を与えるって分かったよ。だんだん頭がおかしくなってくるんだ」

 トッド・フィリップスが監督と製作、共同脚本を担う同作品には、ロバート・デ・ニーロ、ザジー・ビーツ、フランセス・コンロイもキャスト陣に名を連ねており、今年10月4日予定の日本公開に先駆け、ベネチア国際映画祭でプレミア上映される。

(BANG Media International/デイリースポーツ)

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