「これは周東クラスの速さ」広島九回同点に導いたスピードスターの初球二盗にファン騒然 6試合で5盗塁リーグ3位「現ドラで出して良い選手だったのか」

 「阪神2-2広島」(25日、甲子園球場)

 広島は今季初の引き分けとなった。それでも八回に1点を勝ち越されながら、2-1で迎えた九回に同点に追い付いた。

 しぶとい攻撃の中で、存在感を見せたのが辰見だ。四球を選んだ先頭・菊池の代走として登場。岩崎が一度けん制を入れ、梅野とのバッテリーで警戒される中、初球にスタート。ヘッドスライディングで今季5つ目の盗塁を決めた。

 GAORAの中継で解説を務めた元阪神コーチの岡義朗氏は「いきなりきましたか。脚力も見事。回転も速い。素晴らしい選手ですね」と絶賛した。その後、犠打で三塁へ進み、代打・モンテロの投手強襲安打の間に同点のホームを踏んだ。

 圧巻のスピードにネットは騒然。「これは周東クラスの速さ」、「辰見おらんかったら負けてたからね」、「辰見鴻之介とかいう神」、「盗塁王いけるぞ」、「楽天は現ドラで出して良い選手だったのか」、「辰見くんの足の速さに虎ファンが驚いていたのが、1番の印象だった」と絶賛の声が相次いだ。

 辰見は西南学院大学から2022年度育成ドラフト1巡目で楽天へ入団。2025年12月の現役ドラフトで楽天から広島へ移籍していた。1軍では通算2試合の出場経験しかなかったが、25年イースタン・リーグで88試合に出場し、打率・280、31盗塁。2位に11個の大差をつけ、ぶっちぎりで同リーグ盗塁王に輝いていた。

 広島では今季はここまで6試合の出場で、5盗塁で、盗塁失敗はなし。セ・リーグの盗塁数上位10人の中で唯一出場試合数が1桁ながらリーグ3位タイに付けている。

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