マーク・ストロング、「007」最新作で悪役を演じたかった!?

 マーク・ストロング(56)は、「007」シリーズ最新作『ノー・タイム・トゥーダイ』で悪役を演じたかったという。マークは、長年の友人ダニエル・クレイグが同作品を最後にジェームズ・ボンド役を降板することから、最後に共演しても良かったのではないかと考えているようだ。

 『キングスマン:ゴールデンサークル』などで知られるマークは、「ダニエルの最後のボンドだから、一緒に演じることができたらよかったけどね。とても楽しいことになってただろうけど、僕たちが友達同士であることを知っているし、映画の中の関係のリアルさに欠けるだろうから、共演しなくて良かったのかも」とイベント誌に話す。

 そんなマークは過去に同シリーズのオーディションを受けたことがあるという。「1回だけボンド映画のオーディションを受けたことがあるよ。ピアース・ブロスナンの時にね。でもそのオーディションはあまり上手くいかなかった。それだけさ」

 また、ボンド役を手に入れたダニエルを妬んだことはあるかという質問には「ないね。もしこうなってたら、なんて考えても仕方ないだろ」と答えている。

 そんな2人は1996年の英BBCドラマ『アワ・フレンズ・イン・ザ・ノース』で共演して以来の友達で、過去にはフラットシェアまでした仲だという。「僕はきれい好きだから、洗い物と掃除は全て僕の担当だった」「(女性関係に関しては)僕は沈黙を保つよ。僕たちは駆け出しの俳優で、楽しくやっていたよ。だからそれは、想像にお任せする」とマークは当時を振り返っている。

(BANG Media International/デイリースポーツ)

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