ウディ・アレン、新作映画を製作へ

 ウディ・アレンが、クリストフ・ヴァルツを主演に迎えた新作映画を今夏製作する。養娘ディラン・ファローが7歳だった時に性的虐待をしたとして訴えられたことで、最新作『ア・レイニー・デイ・イン・ニューヨーク』の公開をアマゾンに保留にされたアレンだが、『ミッドナイト・イン・パリ』や『それでも恋するバルセロナ』の製作を手掛けたメディアプロが資金を提供する新作で、ジーナ・ガーションやエレナ・アナヤ、セルジ・ロペス、ルイ・ガレル、ウォーレス・ショーンらと仕事をすることになる。

 サン・セバスティアン国際映画祭を舞台にした本作では、美しいスペイン人女性と素晴らしいフランス人映画監督にそれぞれ心を奪われてしまうアメリカ人夫婦を描く。

 7月から8月にかけて撮影を行う予定の本作では、2016年作『カフェ・ソサエティ』や『ア・レイニー・デイ・イン・ニューヨーク』を共に手掛けた撮影監督ヴィットリオ・ストラーロとアレンは再びタッグを組むことになる。

 ジュード・ロウやセレーナ・ゴメス、ティモシー・シャラメ、レベッカ・ホール、エル・ファニングなど豪華出演陣を擁し、2017年に撮影を行った『ア・レイニー・デイ・イン・ニューヨーク』は、ハリウッドでのMeToo運動を受けて、アマゾンが公開を保留にしていた。しかし配給会社ラッキー・レッドによりイタリアで年内に公開されることが先日報じられている。さらに他のヨーロッパ諸国でも配給契約を交わしたほか、9月のベネチア国際映画祭でお披露目される可能性も取り沙汰されている。

 アマゾンが本作を見限って以降、その権利はグレン・バスナーのフィルムネイション・エンターテイメントに売却されている。(BANG Media International)

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