ジェラルド・バトラー、役作りのために潜水艦体験

 ジェラルド・バトラー(48)とドノヴァン・マーシュ監督は、映画「ハンター・キラー」撮影に先立ち、実際に潜水艦に3日間乗艦していたそうだ。北極海での米海軍原子力潜水艦撃沈を発端に高まる米露間の第3次世界大戦の緊張と陰謀を描く同アクション作品で、潜水艦長ジョー・グラスを演じるジェラルドは、マーシュと共に映画作りの準備として本物の海軍潜水艦で数日過ごしたのだという。

 マーシュはその体験についてこう振り返っている。「ジェリーと私は、本物の海軍潜水艦に乗ったことで作中の潜水艦内シーンを改善できたんだ。僕たち2人にとって貴重な体験になったよ。地上に降り立ち映画セットに戻って、乗艦中の実体験を再現したんだ」「潜水艦に入ったら分かるよ。何もかも傾きだすし、固定されてないものはすぐに飛ばされてしまうんだ。スリルのある経験だった。地上で立っている俳優たちにも同じ感覚をできる限り感じてほしかったんだ。通常ならカメラを傾けて撮影するところだけど、それだと臨場感がでない。ジンバル(軸回転装置)の上にセットを作るのは簡単ではなかったけど、皆気に入ってくれたよ。おかげで自然と緊張感が生まれて、皆、海にいるような感覚でいられた」

 一方のジェラルドは以前、アクション映画に出演する醍醐味についてこう話していた。「僕たちはいつも最善を尽くすけれど、作品を作り終えてから『ああ、そんなに上手くいかなかったな』となる事もある。だからもし上手くいったときの喜びは、本当に何にも代えがたいものだよ。部屋に入って行って、『300 〈スリーハンドレッド〉』や『ハンター・キラー』を見た人の興奮を感じることほど良いものはないね。(そういう映画には)ハイリスクと大きなアイディアがつきものだからね。(小説などの)映像化ではなくオリジナル脚本の映画を作ると、宙づり状態にされるんだ。(失敗して)どん底に落とされるかもしれない。そのリスクがあるからこそ、成功したときは興奮するんだけどね。上手くいけば、信じられないくらいの興奮とスリルを覚えるし、楽しいよ」

(BANG Media International)

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