アレサ・フランクリン遺族、未払い金を求めて弁護士に訴えられる

 アレサ・フランクリンの遺族が訴えられている。今年8月に76歳で死去したクイーン・オブ・ソウルとして親しまれたアレサの遺産管理者は、生前の2012年にかかった法定費用5万4000ドル(約600万円)が未払いであるとして担当弁護士だったグレゴリー・リードから訴訟を起こされた。

 TMZが入手した書類によると、原告リードの所属事務所は、アトランティック・レコードとの最終契約交渉を含む数件を請け負ったものの、最後に支払いを受け取ったのは、2012年8月の1万ドル(約112万円)のみだったと主張している。

 「ナチュラル・ウーマン」などのヒット曲でしられるアレサは、遺書を残さずに死去したため、クラレンスさん、エドワードさん、テッドさん、ケカーフさんの4人の息子達は各自の遺産相続額がわかるまで数年待たなければならない可能性があると先月明らかになっていた。

 30年以上アレサの弁護士を務めたドン・ウィルソン氏はその件について以前「生きているうちに、遺書ばかりでなくトラスト(信託)を残しておくよう説得しようとしました」「アレサは、『そうはしない』とは言ったことがなく、その必要性は理解していたようですが、どうやら実現しなかったようです」とコメントしている。

 アレサは、デトロイトに地所を数件所有するほか、「リスペクト」などの最も売れたシングル数曲以外の曲の権利を所有している。2016年に同じく遺書を残さず死去したプリンスの遺産処理に関わったケネス・アブド氏は、国税局がアレサの遺産監査を行うことになると言及している。(BANG Media International)

関連ニュース

編集者のオススメ記事

海外スターバックナンバー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス