ジャスティン・ビーバーのマネージャーであるスクーター・ブラウンは、トラブルが絶えなかった２０１４年にはジャスティンを亡くすのではないかと感じていたそうだ。暴行や交通違反、器物破損などで２０１３年から２０１４年にかけて何度も警察沙汰になっていたジャスティンのことを、アリアナ・グランデやカーリー・レイ・ジェプセンらのマネージャーも務めるブラウンは、いつか命を落としてしまうのではないかと心配していたと今になって振り返っている。

　ヴァン・レイサンの『ザ・レッド・ピル・ポッドキャスト』に出演した際、ブラウンはこう話した。「毎晩眠りにつくと、ジャスティンを失うんじゃないかと心配になった時期があった」「彼が命を落とすと思った。ある日、彼が眠りに着いたら、体内にあるあまりにひどいもののせいで、翌朝目を覚まさないんじゃないかって」

　当時、ブラウンは音楽活動を休業し、健康の回復に努めるよう説得しようとしていたというが、仕事を続けたいというジャスティンから怒鳴られていたそうだ。「彼は僕によく怒鳴っていたものだよ。曲を作りたかったんだ。ツアーもね。でも僕はそんなことしたら彼が死んでしまうと思った。だから断ったんだ」

　現在は人生を立て直し、ヘイリー・ボールドウィンと婚約中と絶好調のジャスティンだが、結局このままではいけないと行動に移したのはジャスティン本人だったそうで、「彼は意識的に自分を変えようとしたと思う。１年半くらい彼を助けようとしたけど、その間は何も変わらなかったから、僕は見事に失敗していたわけさ。でもある日、彼から『話がある。こういう人間でいたくないんだ』って言われたんだよ」「彼は比類ない人生を与えられた特別な人間だよ。それについて彼は昔、文句を言ったり、歯向かったりしようとして、闇に落ちてしまった。でもその責任を受け入れ、他人事ではないと自分をよく見つめなおした結果、自分なりの道を見いだせて健康的になったんだ」と続けた。

（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｓｌ）