ニッキー・ミナージュ、トレイシーにサンプリング使用認められなかった?
ニッキー・ミナージュが、トレイシー・チャップマンからサンプリングの使用を認められず、新作アルバムから削除した楽曲があると報じられている。ニッキーは10日発売のアルバム「クイーン」用に制作した新曲「ソーリー」で、トレイシーの「ベイビー・キャン・アイ・ホールド・ユー」をサンプリングしていたが、トレイシーの許可を得られず、アルバムから外さざるを得なかったようだ。
「ソーリー」が収録されたバージョンの「クイーン」を入手したDJファンクマスター・フレックスが、先週末にその曲を使用したことを受け、ニッキーは「シスターがノーと言った」とトレイシーから拒否されたことを示唆するツイートしたが、その後削除している。その自らのコメントに対してニッキーからの説明は出ていないものの、予定より1週間早くリリースされたそのアルバムに収録できなかった理由を明かしたものと思われる。
度重なる発売延期を経て先週ようやく発売された「クイーン」には、エミネム、アリアナ・グランデ、ザ・ウィークエンドなど豪華アーティストの数々が参加している。
その中の1人、「バービー・ドリームス」でも名前が出されているニッキーの指南役的存在であるリル・ウェインは、発売を祝う動画をツイッターに投稿し、次のように語っていた。「まず素晴らしいクイーン、ニッキー・ミナージュに『クイーン』完成おめでとうと伝えたい。このアルバムは最高傑作のひとつだと思うよ」「これがニッキーの最高傑作だとは言わない、彼女が10代の頃の曲もいまだに聞いているし、当時の歌声や歌詞が俺にとっては最高だからね。だから最高傑作のひとつだというのは、彼女の作品の中で、ではなくてここ最近の中でという意味だよ」(BANG Media International)