トレント・レズナー、九死に一生を得た経験を明かす

 トレント・レズナー(53)はラスベガス行きの飛行機で死にかけたことがあるという。ナイン・インチ・ネイルズのフロントマンとしても知られるトレントは、カリフォルニア州インディオで行われたコーチェラ・フェスティバルからメンバーのアッティカス・ロスとDJのベースネクターと共にラスベガスに向かう途中、乗っていた飛行機が突然急降下する経験をして以来、飛行機に乗ることに不安を抱くようになったという。

 ザ・クアイエタスとのインタビューでトレントはこう振り返る。「ベースネクターもそのフライトに乗っていたんだ。俺の隣に座っていたんだけど、最初は誰なのかよくわからなかった。でもその飛行機で死にかけた経験をしたことで全てが変わった」「高度がまた上がる頃には、俺たちは手さえ握り合っていたかもしれないな」「前までは考えたことがなかったけど、今では飛行機に乗るたびに死ぬ可能性のある空飛ぶ缶に乗っているんだと意識するようになった」

 そんな死の淵を垣間見る経験をしたトレントだが、2016年1月にがんで他界したデヴィッド・ボウイのことを今でも考えると先日話していた。ナイン・インチ・ネイルズの新曲『ゴッド・ブレイク・ダウン・ザ・ドア』がボウイを思い出させるとしてトレントは、「あのボウイみたいなボーカルは最初、発表するつもりなんて一切なく遊んでいただけだったんだ。そしたらアッティカスが『これはキープしとくべきだ』って言ったんだよ」「(人々にボウイを彷彿させることは)分かってた。まだ彼のことはいつだった頭にあるから」と語っている。(BANG Media International)

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