トム・クルーズ、イーサン・ハントは不死身

 トム・クルーズ(56)は自身が演じる「ミッション・インポッシブル」シリーズの主人公が死ぬことは考えられないという。最新作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』が海外で封切られ話題になる中、同シリーズ6本でIMFのスパイ、イーサン・ハントを演じ続けているトムは、作品ごとにアクションシーンの過激さが増すものの、まだ数本はいけると強調する。

 シネマ・ブレンドとのインタビューで、トムはイーサンはいつか殺されるのではとの質問に、「いやいや、それは決して起こらない。絶対にない」と念を押した。そして前作に引き続き最新作の監督を務めたクリストファー・マッカリーもトムと同意見のようで、「興味深いことだ。私はそれ(イーサンの散り際)がわからないんだ。どうやって満足のあるやり方で終わらせることができるのか。考えるに(作品の中で)、誰だって殺すことはできる。どんなキャラクターだって死ぬのは可能だ。それに理由があるなら」「崇高な死を与えることだってできる。でもキャラクターが死ぬ際、自分にとって一つ腑に落ちない点が出てくるんだ。この死は十分に崇高だったのかって」

 しかし、今回のアクションシーンで実際イーサンは災難に見舞われたようで、以前トムはこう話していた。「こういう事してると(怪我は)付き物だよ」「(足を)ひどく打つけだんだ。衝撃を和らげようとしたんだけど」「(足首が)折れてるってわかったけど、そのまま続けてカメラを走り抜けた、だから撮影は無事済んだよ。初めてだね、とにかくこのショットをやり遂げようって思ったんだ」

(BANG Media International)

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