レディー・ガガ、自身のチャリティーの規模を拡大

 レディー・ガガ運営のチャリティーが、孤児や10代の母親たちをサポートすることを目的に、拡大を図っている。何年にもわたって人権や社会問題について取り組んできたガガは、自身の非営利団体「ボーン・ディス・ウェイ」基金を通して、「チャンネル・カインドネス」という商標を獲得するための法律文書を提出したようで、自身の慈善活動そして異文化理解に更なる力を注ぐ構えのようだ。

 ザ・ブラストが入手したその書類によると、そのプロジェクト「チャンネル・カインドネス」は貧しい人々に食料や家具の調達、10代の母親たちにチャイルドケアと住居の提供、極貧の子供達に食料調達といったサービスを提供する予定だという。

 同プロジェクトは他にも、病院から退院した人々への条件を満たした場合の食料提供、慈善活動やサービスを行う個人や団体への援助金、大学間のスポーツイベントなど募金活動に関した企画の手伝いなど幅広い活動拡大を狙っているそうだ。

 初め同プロジェクトはガガによって2016年、レポーターの若者達が自身のコミュニティで慈善活動をするためのメディアプラットフォームとして設立された。またその母体となるガガの「ボーン・ディス・ウェイ」基金は2011年に産声を上げ、若者が未来に向けて「より親切で、勇敢な世界」を構築すること、優しさと精神的健康を育むことを目標に彼らを援助し続けている。

 2016年にはガガ自身が19歳の時に20歳も年の離れた男にレイプされた後、PTSDを患ったことを公にし、同年LGBTユースセンターを来訪した際には、こう話していた。

 「今日(ここにいる)子供達に私が精神疾患を患っていることを話したわ。PTSDよ。今まで誰にも話したことなかったけどね。でも私の家族、友人、医師らから受けた優しさがあって、それが本当に私の人生を救ってくれた。今も精神疾患にかかっているわ。私もそれと毎日戦っているのよ」

(BANG Media International)

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