ロザンヌ・バー、人種差別発言により主演番組が放送中止に

 ロザンヌ・バー(65)による人種差別のツイート問題を受け、ABC局はシットコム『ロザンヌ』の放送中止を決定した。ロザンヌは先日、元ホワイトハウスのアドバイザーであるヴァレリー・ジャレット氏を「猿」呼ばわりするツイートしたことが問題となっていたが、米放送局のABCはその発言が同社の価値観にそぐわないとして、ロザンヌの主演番組の放送中止を決定したことを今回発表した。

 ロザンヌは問題のツイートをすでに削除しており、「質の悪い冗談」であったとして次のような謝罪文を掲載している。「申し訳ありませんでした。ツイッターも辞めます」「ヴァレリー・ジャレットとアメリカ国民の皆さんにお詫びします。彼女の政治や容姿について質の悪い冗談をしてしまったことを心から申し訳なく思っています」

 問題となったツイートでロザンヌはバラク・オバマ元大統領のアドバイザーを務めていたジャレット氏を『猿の惑星』の登場キャラクターと比較したほか、ムスリム同胞団との関連があるという誤った発言をしていた。

 これを受け、同番組の共演者であるサラ・ギルバートは「ロザンヌのヴァレリー・ジャレットに関する最近のコメントは忌まわしいものです。その考えがキャストやクルーなど、私たちの番組に関連する人たちの考えであるとは捉えないでください。控えめに言ったとしても、彼女の行動にはがっかりさせられました」とコメントしていた。

 『ロザンヌ』は4月に放送が再開されたところで、1800万人以上の視聴者を引き付ける人気を見せていたところだった。

 ロザンヌは番組キャンセルの決定に対し、自身の「愚かなツイートで職を失った」キャストやスタッフに対して謝罪のコメントを投稿している。

(BANG Media International)

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