ザ・ウォンバッツ、ファンの安全確認のためにコンサートを一時中止

 ザ・ウォンバッツが27日に行われたロンドン公演中、ファンの安全確認のためにコンサートを一時中止した。完売となっていたその公演では、「1996」の演奏中に興奮しすぎた観客の一部が転倒し、気絶者までもが出たため、マシュー・マーフィーらメンバーはファンが心配して曲を中断して救急車まで要請するに至ったという。 

 事態が収拾した際マシューは「みんなをちょっと冷静にさせるためにスプリンクラーでも使おうか?この14年間でこんなの初めてだよ。同じ曲を2回も歌い始めなきゃいけないなんてね。次の曲は最後までいけるかな」とその一件をネタにした。

 同公演では2月にリリースされた「ビューティフル・ピープル・ウィル・ルイン・ユア・ライフ」から「ホワイト・アイズ」「レモン・トゥ・ア・ナイフ・ファイト」「ブラック・フラミンゴ」などの数々を披露したほか、終盤ではバンド名にちなんでウォンバットの格好をしたスタッフがステージに登場する中、『レッツ・ダンス・トゥ・ジョイ・ディヴィジョン』などのヒット曲を披露し、観客は興奮の渦に包まれた。

 そして、アンコールでは「ターン」「トーキョー(ヴァンパイア&ウルヴス)」「グリーク・トラジェディ」の3曲を歌い上げ、大盛況のまま幕を閉じた。

(BANG Media International)

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