ジョージ・クルーニー、新シリーズ「キャッチ22」でテレビ界に復帰

 ジョージ・クルーニー(56)がテレビ界に戻ってくる。1994年から1999年に放映された大ヒット医療ドラマ「ER緊急救命室」で医師ダグラス・ロスを演じ一躍人気を博したジョージは、ジョセフ・ヘラーがユーモアと共に戦争の狂気を描いた風刺小説「キャッチ=22」を基にした同名の新シリーズで主演と監督を兼任するとデッドラインが報じている。

 全6話の同ミニシリーズは、パラマウント・テレヴィジョンとアノニマス・コンテントが制作を手掛け、来年からの制作開始が見込まれている。

 原作は、米空軍のヨッサリアン大尉を主人公に、第二次世界大戦中に勝利の見込みは望めないと予測したヨッサリアンが何とかしてイタリアでの戦闘を回避しようとする様子が描かれる。しかしヨッサリアンの前には、戦闘を免れようとするほど理性がある者は戦いを続行する分別があるとした「軍規第22項(キャッチ22)」が幾度も立ちふさがる。

 同作で腹黒いカスパート大佐役を演じるジョージにとって、俳優としての仕事は昨年公開された「マネーモンスター」以来となる。

 また、ジョージは同作で長年のコラボレーターであるグラント・ヘスロヴと共に監督も務める予定だ。

(BANG Media International)

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