マイケル・ジャクソンの所有していたネバーランドがマイケルの博物館となるようだ。ジャクソン家の知的財産を管理するトライアンフ・インターナショナル社は、ミュージアム運営とそのミュージアムのガイドツアーを含む複数の娯楽目的で「ネバーランド・ランチ」という名称の登録申請をしたようで、その内容にはダウンロード不可の音楽パフォーマンス、ミュージックビデオ、動画、写真、マイケルに関する音楽や画像を用いた他のマルチメディア素材も含まれていたという。

　しかし、実際には元々あった場所とは異なる場所に設置されるようで、複数の関係者がザ・ブラストに話したところによれば、カリフォルニア州シカモア・バレーやロサンゼルスのエンシノにあるマイケルの幼少時代の家が候補地に挙がっているようだ。

　場所こそ決定していないものの、装飾の施されたゲートなどオリジナルのネバーランドにあった品々が使用されることになりそうだ。

　ディズニーランドのような仕様で動物との触れ合いの場などもあったネバーランドは、マイケルの遺産管理団体と未公開株式投資会社の共同所有物として２０１５年から売りに出されている。当初は１億ドル（約１１３億円）の値が付けられていたが、今年の３月に６７００万ドル（約７５億円）まで価格が下げられていた。

（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）