ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督「007」を断る

 ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督はリブート版『デューン/砂の惑星』のために「007」シリーズ第25弾の監督のチャンスを断っていたようだ。『ブレードランナー 2049』が公開中のヴィルヌーヴ監督はジェームズ・ボンドを主役にした同人気シリーズの最新作に向けて監督候補に挙がっていたものの、『デューン/砂の惑星』のリメイク版を手がけるのに忙しすぎるとしてオファーを断ったのだという。

 ウェブサイトのザ・プレイリストにおけるインタビューでヴィルヌーヴは「ダニエル・クレイグはとても刺激を受ける俳優だし、連絡も受けたけど、今は『デューン』をやるので多忙な状況なんだ」「でも彼と一緒に仕事をできることがあれば、夢のような話しさ。ダニエルとは仕事をしてみたいし、『007』作品なんてありがたい話さ。タイミングだけの問題だろうね」と語った。

 ヴィルヌーヴはフランク・ハーバート著書『デューン砂の惑星』をデヴィッド・リンチ監督が映画化した1984年のオリジナル版の大ファンだそうで、惑星アラキスでの戦いを自ら映画化してみたいと熱望していたようだ。

 2019年公開予定の『007』第25弾については、8月にダニエルがボンド役を続投することが発表されていたが、前2作を手がけたサム・メンデス監督がシリーズを降板していたことで新たな監督を模索中だ。(BANG Media International)

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