オーウェン・ウィルソン、ベン・スティラーからの手紙が宝物

 ベン・スティラーはオーウェン・ウィルソンと出会う以前に、オーウェン主演の『アンソニーのハッピー・モーテル』が大好きだという旨を書いた手紙を送っていたそうだ。「ズーランダー」や「ナイト・ミュージアム」シリーズを含む13作品でベンと共演してきたオーウェンは、実は出逢う前に自身のデビュー作品であったウェス・アンダーソン脚本兼監督作『アンソニーのハッピー・モーテル』がどれほどお気に入りであるかを綴った手紙をベンが送って来たことを明かしている。メトロ紙のインタビューの中でオーウェンは「僕がベンに初めて会ったのは、彼の監督作『ケーブルガイ』のオーディションだったんだ。でもそれ以前に僕がウェス・アンダーソンと一緒に仕事をした『アンソニーのハッピー・モーテル』がどれほど気に入ったかについて綴られた素敵な手紙を彼は僕に書いてくれていたんだよ。すごくありがたかったね。だって『アンソニーのハッピー・モーテル』を観に行く人なんていなかったからさ」と話している。

 さらにオーウェンは、自身の弟ルーク・ウィルソンと共演した同犯罪コメディ作品がどのようにしてプロデューサーのジェームズ・L・ブルックスによって制作に至ったのかについて次のように続けている。「ジェームズ・L・ブルックスは僕にとって師匠だったよ。僕らの初めての映画、『アンソニーのハッピー・モーテル』のプロデューサーの1人だったんだ。彼は僕とウェス・アンダーソン、弟のルーク、アンドリュー(ウィルソン)をロサンゼルスに連れて行き、制作会社を見つけてくれて全員初心者の僕らを演じさせてくれたんだ。ウェスもそれまで監督なんてやったこともなかったのにさせてもらえたんだよ」「どれほど僕が多くの人達に支えられて生きているのか、僕はわかっているんだ。だから友達から、彼らの子どもが夏の間仕事を探していると連絡を貰ったときにはいつも手助けをしようとするんだ」

 そんなウィルソンはベンと仕事仲間として良い関係を築いているものの、作品作りに対するアプローチにはかなり違いがあると語った。「僕は撮影がスタートして最初の数日間はいつも緊張しているんだけど、ベンはいつもオープンで新しいアイデアを生み出そうとしているんだ。僕らは同じことで笑ってしまう傾向があるよ。僕らの欠点とか失敗談、他人のものも含めね」(BANG Media International)

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