ユマ・サーマン 親権争いを非公開にできず

 ユマ・サーマンとアーパッド・ブッソンは親権争いを非公開で行うことができないようだ。2人の間にもうけた4歳の娘ロザリンドちゃんの親権と資産分与について巡り争いを繰り広げているユマと元婚約者のアーパッドだが11日、マンハッタンにある家庭裁判所のマシュー・クーパー最高裁判事は、ユマとロザリンドちゃんの弁護団が州の規定に従っておらず、非公開を求める適切な理由を提出していないと言い渡した。

 ロザリンドちゃんの代理人であるヴァージニア・ロプレートとユマの弁護士エレノア・オルターは、司法精神医学の報告書のもと、ロザリンドちゃんとその両親の裁判は公の注目を特に集めるものであるため公開するべきではないと反論していたのだが、判事は裁判書に提出された書類にはこの家族に損害を与えるようなものは含まれていないと反論を退けている。

 ニューヨーク・デイリー・ニュース紙によると判事は「司法精神医学のレポートを読みましたが、子供については何も気になることは書かれていませんでした。このことでどんなトラブルが起きようとも親が解決していかなければならないのです」「このケースで唯一問題なのは、両親がお互いを嫌いあっていることです」と話していたようだ。

 しかしオルター弁護士はその報告書の中で「有害な第3者の存在」という記述としながらも詳細が十分でなかったとし、ロプレートはその書類の詳細について行動を取ることは本来の目的を見失うことになってしまうとした。

 一方でアーパッドの弁護士ピーター・ブロンスタインは、アーパッドは自身の財政状況を公の場で話し合うことは喜ばしいことではないが、非公開で裁判を行うことに反対意見を持っていると話している。ロンドンとバハマに家を持つフランス出身のアーパッドはユマが暮らすマンハッタンだけでなく、自身の家でもロザリンドちゃんと過ごしたいと思っているため、裁判を公にすることで「外国人の父親」に対して広い意見を持ってもらえるはずだと考えているようだ。ブロンスタイン弁護士は「問題は外国人の父親たちに権利があるかどうかというところなんです。もし彼の権利が拒否されるのであれば、公の場で彼の権利が拒否されるべきなのです」と話す。

 11日に行われた審問にアーパッドは出席しておらず、ユマは出席していたようだが、裁判官の判決が言い渡された際、表情を変えることはなかったという。

 ユマとアーパッドは2007年から交際をスタートしその翌年には婚約していたが、その後破局し2009年に復縁していた。しかし2014年に、2度目の婚約破棄に至っている。(BANG Media International)

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