マクフライのメンバーとして知られるトム・フレッチャー（31）の著書『ザ・クリスマザウルス』が映画化されるようだ。ミュージシャンとしてだけでなく、児童書作家としても活躍中のトムは6日（木）に発売された新刊がミュージカルアニメとして映画化されることを発表した。

　新刊のローンチ会場でトムは、現在新作『ザ・グレイテスト・ショーマン・オン・アース』を撮影中のマイケル・グレイシーが『ザ・クリスマザウルス』にも参加することを発表し、会場にこそ足を運べなかったグレイシーも撮影現場のニューヨークからビデオメッセージを寄せた。そのビデオには『ザ・グレイテスト・ショーマン・オン・アース』の出演者であるヒュー・ジャックマンとザック・エフロンも顔を出し、ヒューは「素晴らしい曲だよ。すごくキャッチーだね」とトムの新作への期待を見せた。

　トムはグレイシー監督の参加をとても幸運だと感じているそうで、そのビデオメッセージの後には「マイケルは今日ここにいる予定だったんだけど、忙しくなっちゃって来れなかったんだ。でもヒュー・ジャックマンとザック・エフロンとの撮影があるっていうのは良い言い訳だからいいよ。彼は素晴らしい監督だから、参加してくれてすごくラッキーだよ」と語った。

　妻ジョバンナとの間に2児を持つトムは、『ザ・クリスマザウルス』を映画化したいという予定は常にあったものの、本がまず先だと感じていたそうだ。「本を書くのは大好きなんだ。だから自分で管理できる本にまず行くのが僕にとって自然な流れだね。映画作りとなるとたくさんの人が関わるから、ストーリーに対してのアイデアがあるなら、映画になるのが想像できたとしても、まずは本として書く傾向にあるんだ。その方が自分の見方で描けるからね。すごく情熱を持っていて、自分の赤ん坊のように感じる作品だと、あきらめるのがすごく難しいだろ」 （ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）