マーク・ウォールバーグ、88年に起こした暴行事件の赦免申請を取り下げ

 マーク・ウォールバーグが1988年に犯した暴行罪に対する赦免申請を取り下げたようだ。16歳の頃に酒類を盗もうとした際、ベトナム人男性の頭部を杖で殴ったとして、2年間の実刑判決のうち45日間の服役を終えているマークは、2014年に赦免申請を行っていたが、マサチューセッツ赦免委員会の広報担当がニューヨーク・ポスト紙のページ・シックス欄に話したところによれば、申請続行を希望するかとの手紙での問いに対してマークから返事がなかったため、手続きが終了扱いとなったという。

 マークは申請時、暴行時の問題児であった自分とは異なり、現在は模範的市民だと主張しており、いかに人間として改心できたかを証明するためにも赦免が重要だとしていた。妻レア・ダーラムとの間に4人の子供を持つマークは、敬虔なカトリック教徒でもあり、障害を抱える若者たちと問題に取り組んだり、辛い経験をしている友人たちを支えることで昔の問題児というレッテルを過去のものにすることを望んでいた。昨年赦免申請について話題になった際、「このことは過去27年間も僕の人生につきまとっているんだ。毎日考えることでもあるよ。人から『ああ、彼は有名人として成功したから前科を消してもらえると思ってるんだ』なんて言われるのは気に障るね。これは僕の人生だからね。今は新しいストーリーが始まっていると人は思うかもしれないけど、これは僕の人生についての同じストーリーなんだ。僕の経歴を見たり、雑誌に載っている僕の行動をみれば、問題児が良い人間になったということがわかってもらえるはずさ」と語っていた。(BANG Media International)

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