マイケル、死後最も稼いだ有名人トップ

 マイケル・ジャクソンがフォーブス誌の死後最も稼いだ有名人ランキングで2年連続トップに輝いた。同誌によると、2009年6月にプロポフォール中毒により他界したマイケルは、昨年1億4000万ドル(約150億円)もの収益をあげたようで、シルク・ド・ソレイユの「イモータル」や「ワン」のショー、ソニーATVミュージック・パブリッシングから出版されたカタログからの利益の半分、Mijacのカタログ、死後に出されたアルバム『エスケイプ』の売り上げがその総収益に貢献したようだ。同誌では「(経済的な意味での)死後の生活が、マイケル・ジャクソン以上に向上したセレブリティはほとんどいない」としている。

 同ランキングでは1977年に他界したエルヴィス・プレスリーがマイケルの半分以下となる5500万ドル(約58億円)で2位につき、その後を4000万ドル(約42億円)でチャールズ・シュルツが追っている。そのほか、2011年に亡くなり、翌年の2012年には同ランキングで首位に立ち、生前マイケルとも友人関係にあったエリザベス・テイラーが4位、2000万ドル(約21億円)でレゲエ界の伝説、ボブ・マーリーが5位、1700万ドル(約18億円)でマリリン・モンローが6位と続く中、ジョン・レノンが1200万ドル(約13億円)で7位、アルベルト・アインシュタインが1100万ドル(約12億円)で8位にランクインしている。さらには『ドクター・スース』の著者セオドア・ガイゼル、ブルース・リー、スティーブ・マックイーン、ジェームス・ディーン、モデルのベティ・ペイジとさまざまなジャンルで活躍した5人が900万ドル(約9億6000万円)でトップ10を締めくくっている。

 フォーブス誌は、遺産管理者や弁護士、ライセンサーに連絡を取り、それぞれの年収を推定したようで、過去130年に活躍したこの有名人達が2013年と2014年において稼ぎ出した総額を3億6350万ドル(約388億円)としている。

(BANG Media International)

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